VBScript(WSH):VBSのプロセスを簡単にKILLするツール

VBScript(WSH):VBSのプロセスを簡単にKILLするツール
Script作成中などでプロセスを強制終了する事は多々あると思います。
私もスクレイピング処理を書いているときなどは特に【Try&Error】で進むことが多いため、タスクマネージャーからタスクの終了を選択する機会も多いです。
今回記載するツールは、私がVBScriptで納品したスクレイピングツール作成段階のバグ出しで依頼者様から頂いたご指摘を基に作成したものです。具体的にはこんなご指摘。
- Scriptエラーが出た後にどう処理すればいいかわからないから再起動している
- 再起動するとTeamViewerなどのパスが変わってしまうので再起動しないでタスクを止めたい
WindowsPCに明るい人なら慣れた操作でOK
タスクマネージャー開いて該当のタスクを終了すればいいだけじゃね?
はい、そうですね。PCの動きが悪い時などタスクマネージャ開いて重いやつをKILLしたりなんて操作は知ってる人は良くやっていると思います。
でも、プログラムを使う側は上記説明をしても「どれが終了していいタスクかわからない」ため難しいようです。
ベースとなるスクリプトを組み依頼者様にバグだしを手伝ってもらうときなど、PCに明るくない方や普段はMACユーザーがWindowsを扱うなど「タスクマネージャーはハードルが高い」と感じる環境は確かにあります。
それなら「killするだけのアプリ作っちゃえ」と作ったのがコレです。
(とりあえずREADME.txtも書いて zip圧縮しました。)
動作について
- VBScriptのタスク全てに終了処理をします。
- 1つのタスク終了後、メッセージボックスでプロセスID(PID)を表示、OKを押すと次のタスクの終了を実行します。
※こんなMessageBOXが出ます。
- 終了すべきタスクが存在しないときは何もせずひっそりと終了します。
※MessageBoxで「ありませんでした」等のアナウンスはしません。
実行はStop.exeをダブルクリックするだけです。
ウィルス対策ソフトへの対応など一切していないシンプルな作りなので初回起動時にウィルスチェックや警告が入ると思いますがウィルスなんて仕込んでいませんのでご安心ください。
なんて言ったって20分程度で作ったアプリですから。
手動でタスクKILLを実行したい方はこちら
拡張子vbsで書いたプログラムはタスクマネージャー内で【Microsoft Windows Based Script Host】と表記されています。そのため、次の操作を行います。
- Ctrl + Alt + Delete でタスクマネージャーを起動
- 簡易表示になっている場合は【詳細(D)】をクリック (または Alt + D ) で詳細表示へ切り替え
- タスクマネージャー内プロセスタブから Microsoft Windows Based Script Host のタスクを探す
- Microsoft Windows Based Script Host タスク上で右クリックし【タスクの終了(E)】をクリック
- 次のタスクで3~4を実行
覚えてしまえば簡単なんですけどね。
作ってみての感想
依頼者様用に作成したのですが、実際のところ私もよく使っています。
理由は単純です。
「タスクマネージャーを開いて処理するより簡単だから」
デスクトップにStop.exe置いといて、処理走らせて「OK、終了」みたいな使い方してます。
まぁ楽な方がいいってことよね。
まとめ
エグゼFileの中身はVBScriptです。
エグゼ化には以前の記事で紹介した2つのアプリを利用しました。
いやぁ、簡単ですね。
最後にもう一回アプリのリンク先だけ記載しておきます。
アプリ名:VBSProsessKiller
一般的なアプリではない自作アプリなのでダウンロードでもいろんなメッセージ出てきますがそこはご愛敬で。
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