既存の多店舗ECシステムを調べる。
車輪の再発明はしない!
EC向けのツールは沢山提供されています。種類としては販売管理が一番多く、主たる機能として【お客様へのメール送信】を持つものが多い様です。だから実際に使ってみると便利でやめられません。特に多店舗展開を行った場合下にまとめる業務の色を付けた部分をモールのコントロールパネルに入って処理しなくてはならないので、どうしても必要なツールになります。
- 受注→在庫参照
- 注文受領連絡
- 不足在庫オーダー
- 発送予定日連絡
- ピッキング
- 梱包
- 発送
- 配送伝票番号連絡
- モールシステムへ配送伝票番号記載
- 到着確認
- 入金処理
システムの力で一元管理処理できないと管理が煩雑、間違いのもととなります。だからこそ需要が多くていろんな企業さんが多店舗展開できる販売管理システムを提供してくれているのでしょう。
一人店長としては時間がない。労力が割けない。だから あるものは利用する!この方針で行きます。車輪の再発明には意味がないのです。
※マーカー黄色は顧客連絡業務。マーカー桃はAPIを利用しないと出来ないモールコンパネでの処理。
販売管理は何がいいか
個人的には ネクストエンジン がおすすめ。価格の手ごろさと操作しやすいGUIを備えています。いろんなアプリケーションと連携できるところも魅力。また、ほぼ全てのカートシステムと連携を取る事が出来ます。
弱点と言えばメールに画像やPDFデータを添付できない事。その為、電子領収書は別システムから発送しなくてはならず、この点はとても不便を感じます。
商い名人も面白いアプリです。価格はネクストエンジンの1/10。納品書をPDF化し発送連絡に添付し送信するという機能が秀逸です。私も初期のころはこちらを利用していました。PCインストール型なのでクラウドは嫌だという方の選択肢に入ります。商い名人の弱点は2点。
- モール側の仕様変更への対応が遅い事。
- 作業PCのスペックや他アプリとの兼ね合いによっては動作が安定しない事。
圧倒的なコストメリットが売りのアプリケーションです。
まとめ
他のアプリは正直コストが高い。薄利での商売を迫られる身としては固定費は安い方がありがたいですよね。
その他のツールもいろいろ試しましたが、私はこの2つネクストエンジン 商い名人がとても優秀だと思っています。なので、販売管理システムの再発明は無駄、別のベクトルで利便性を追求していきます。
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