初心に帰りEC業務を再度見直してみる
- 2020.05.14
- 3. チェック
- API, ECシステム, HTML, WebShopCreator, Wowma!, エラー改善, 仕様, 備忘録, 商品ページ, 楽天市場, 自作システム, 自動出品, 自動化, 自動記入
初心に帰りEC業務を再度見直してみる
自作システムも一段落ついてきました。
と言う事で、やりたい事/必要な事と自作システム全体を比較し【抜けは無いか】をチェックしてみました。
EC業務で欲しい仕組み(大分類)
- モールにマッチングした出品のサポート(改行とか)
- 集客等の分析
- 商品画像の管理
- キーワード選定のサポート
- 他店売価のチェック
- 受注管理
- 発送管理
- 顧客へのメール送信
- 領収書等の細かい顧客サービス
- 売上/原価/手数料/配送費等の経費計算
- ポイントセールの際の販売価格調整
- 期間ワードの取り付け&取り外し etc.
書いてたらだんだん細かくなってきたので以下省略で。
受注管理とかは市場にシステムが溢れてるので自作する必要なし。
と言う事で、6-7を除いた機能が私の欲しい機能と言う事になるわけです。
HTMLをタグ閉じ忘れでレイアウト崩れたりを経験した私としては特に不満があったのが項目1。
なので、その不満を満足させるシステムを作った訳なのですが、作っていくと要望もガンガン出てくるもので、ついつい6-7以外はそれなりに作ってしまったと…。
だから時間かかるんですよね、自分用のシステム開発って。
現時点の不満箇所
もうね、キーワードの選定サポート一択です。
今できている仕組みの中でこいつが一番気に入らない。
うちのお店の来店キーワード上位の中に「大きい」というワードがあるのですが、このワードが来店数を稼いでいるのでかなりの頻度で『重要ワード』として挙がってきます。
例えばね、小型のまな板なのにキーワード自動設定をすると商品名に「大きい」が入ってたりする。
これは不味いと思い、除外ワードをカテゴリや商品に取り付ける機能を作ったけど、今度は除外ワードの取り付けが大変で結局『簡単に出品』という当初のスタンスから外れているのです。
最終的にはAI化しないといけないと思ってますけど、まだ私には荷が重いので「現在の仕組みの中でどう構築するか」を思案しています。
画像管理は相当楽になった
従来はサーバーPCに画像フォルダがあって、この中にカタログごとの画像が管理されてました。
でもメーカーから提供される画像はサイズが大きい場合もあり、出品時には専用画像を作ってそれをモール用画像フォルダに入れて管理すると言う方法を採用してました。
これの問題は2つ
- モール毎の画像フォルダで中身が一致しない(一方にあって一方に無い)場合が発生する
- 商品情報と画像が別々のフォルダなので画像有無の管理が大変(画像管理用のExcel用意したり管理の管理は意味不明)
私の解は『ルール決めて保存して、ルール決めてモールに上げれば楽なんじゃね?』というもの。
いやマジで超楽です。
但し、現在1つ課題が発生しています。
それは『楽天市場の画像フォルダの画像保管数制限』
なんかね、1000枚を超えると保存できなくなるらしい。
お陰でアップロードしていたはずの画像がエラーで上がってなかった。
最初から1000枚以下になるように細かくフォルダ構成を作っていればいいのだけど、こういう時の変更手順が過大だなぁと感じています。
キーワードの調査と情報蓄積もかなり楽
今までExcelで管理していたのをアプリに持っていきました。
それに伴い、ルールもしっかり構築。おかげで重要ワードの見える化に成功しました。
が、課題は上に記載したワードの取り付け。
「この商品そのワード入れちゃダメでしょ!」みたいなのが発生する事です。
でもね、この仕組み作るまで「大きい」ってワードでこれほど流入があったって知らなかったんですよね。
なので、欠かせない機能にはなっています。
他店売価の調査はその後をどう処理するかが課題
売価を調査するのはすごくスムーズに出来ています。
でも、問題はこの調査結果の活用方法。
当初は「商品毎に閾値を用意して下回る様だったら通常価格を、閾値に達しない場合は最安値に合わせる」と計画していたのですが、運用中に課題が見つかります。
- 利益をしっかりとって販売できていた商品まで最安値に合わせてしまい全体の利益率が低下
自動追随って作るのは簡単ですけど、毒も持っている様です。
価格追随する商品にマーカーを付ければ、上記課題のとりあえずの解決にはなるのですが作業量が多くて大変ですよね。管理の為の管理みたいになって個人的に嫌いです。
現在は自動追随機能を停め「個別に判断して登録売価を変更する」と言う手段で運用しています。
これもいいルールを構築したいなぁ。
領収書発行機能は楽天市場の審査が結構面倒
領収書発行機能を作ったので楽天市場に外部URL利用申請を行いました。
結果、結構めんどくさい。
『システムは楽天が関与していない事を明示しろ』とかね。
それ領収書に書く?? そこン所どうなのよ。
と言う事で作った仕組みを一歩進めて、APIでログインして受注番号から引き当てて勝手にダウンロードしてもらう仕組みに改変してます。ただ、最初にアクセスするページでどのモールの顧客なのかを判断しなきゃいけないからコレをどうするかが課題かな。
現実的で最も簡単なのは「URLに含めちゃうこと」なんだろうね。
今週中に作ってもう一回申請するかな。
価格連動は超快適。スケジュールでの実行が課題。
ポイント10倍とか、スーパーセールとかで赤字にならない様に販売価格を調整したい。
これがこの機能のそもそもの発想です。
現在は商品毎に何%まで割引できるか登録しておいて、これを閾値にしてPT10倍の時はどう変更するかというルールを適用させます。これは我ながらHIT機能でした。
でも、先日大問題が1個発生しました。
スケジュール出品/更新機能が邪魔をした。
システム使って価格変えたんですよ。
なのに、その後『スケジュールによる出品/更新機能』が動いて元に戻してしまいました。
う~んどうすっかなぁ。
単純にその時にスケジュールを止めればいい話なんだけど、なんか簡単にできないかなぁ。
まとめ
販売できる程度に完成させたシステムですけど、気になる所はまだまだある。
やり出すとキリ無いので、ちょこちょこバージョンアップで随時対応していこうと思います。
さぁ、今日も頑張りましょう!
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