EC-CUBE最大の問題点はGoogleクローラー対策にある

EC-CUBE最大の問題点はGoogleクローラー対策にある

EC-CUBE最大の問題点はGoogleクローラー対策にある

自店舗のテストとしてEC-CUBE4を選択しましたが、作り易さは超優れているけど運営運用となると難点も出てきます。今回はそんな状況を踏まえ、今後の為メリット/デメリットをまとめてみます。

EC-CUBEでの店舗づくりのメリット

最大のメリットは簡単な事。その他にも次のような利点があります。

  • 店舗作成が簡単
  • EC-CUBE3以前であれば書籍やWEB上に勉強用テキストが沢山ある
  • 殆どの決済サービスが対応している
  • 様々な機能強化パーツがある
  • オープンソースなので自由にカスタマイズが出来る

総じて、導入しやすいのが特徴。そして、極めれば何でもできる強みがあります。

EC-CUBEでの店舗づくりのデメリット

私が困ったのはリリースされたばかりの4系だったからではありますが、作ってみてデメリットも見えてきました。
その最大のデメリットはxmlの自動生成機能が標準ではない事です。
その他気づいたことをまとめます。

  • 大量の商品に対してxmlを自動生成してくれない
  • xml自動生成のオプションはあるが有料である
  • CSVで商品登録するも1fileの制限個数があり一気に登録できない
  • 意外と不具合が多い
  • EC-CUBE4は書籍やテキストの数がとても少ない(リリースしたばかりだからでしょう)
  • エラーが発生したら自力で解決しなくてはならないがコートが難解

総じて、コードを追える余裕があればこんな優れたカートシステムは無いと思いますが、限られた時間でエラーを解読/解決となるとなかなか困ったものです。
私の場合は特に4系でスタートしてしまったので情報がとにかく乏しい。

そして、何よりもXMLの問題。これはすごく痛いです。

自店舗の主戦場はGoogle検索になります。
Googelさんに上手にクロールしてもらうためにXMLは欠かせません。
XMLを手書きするという荒業もありますが、とても生産的ではありません。
と言う事で、リピーターを商売相手とする場合は標準機能で十分ですが実質XMLオプションを付ける事になるでしょう。

自店舗の構造を考える

じゃぁ自店舗としてどんな形がいいのか。コレを考えると2つのパターンがあると思います。

  1. カートシステムをレンタル/利用する
  2. 商品情報などは自社で作成し決済だけ外に出す

カード決済サービスを自社で完結させることはできないので、どうしても外部のサービスを利用する事になります。
決済手数料は 3.6~4.7 くらいが相場の様です。

カートシステムを利用すればこの決済サービスとの連携がとても簡単です。
でも、独自ドメインを利用できるとなると活用できるカートシステムは狭まってきます。

カートと決済サービスは別物

カートサービス

などなど、様々あります。大別すると、WordPressのプラグインとして機能するものとカートとして独立しているものの2系統ある様です。

試してはいませんが、Cart決済サービスと連動と書いているものが多いので、決済サービスは別に自分で契約しろよと言う事なのだと思います。

決済サービスはイプシロンとか色々ありますけど、う~ん何がベストなんでしょう。

どうやら自力で作成しないと欲しいものにならなそう

開発コスト掛かりますよね…。

でも、調べてみると意外と欲しい機能を持つカートってないんです。

  • 商品情報を自社DBからAPI_POST出来る
  • 受注自動応答メール送信機能を持つ
  • 顧客DBを基にステップメールを送信する

既存のカートシステムがあるなら、この程度の機能の実装簡単だと思うんですけど、無いんですよね…。

まとめ

今のシステムがひと段落したらではありますが、APIで商品登録可能なカートシステムも作成するかなと考えてます。

そんな複雑な集計はない超簡単なカートですけどね。

さぁ、頑張りましょう!