楽天市場SEOの推測:無関係キーワード判断のレベル向上?

楽天市場SEOの推測:無関係キーワード判断のレベル向上?

楽天市場の無関係キーワード検知レベルが上がっているかも

スーパーセールどうでしたか?
弊社は散々な結果でございました。
他店さんの状況もお聞きすると表現の差異はあるものの大体の店舗でいつものセールより売り上げが割り込んでいるようです。

ライバルモールのAmazonやメルカリがバンバン宣伝してましたからね、そっちに流れたのかもしれません。
Amazonにも出店している他店さん情報だと、今月のAmazonは順調に伸びているとの事。

やっぱり1つのモールに拘ってちゃいけないんですよね。

無関係ワードも押し込めた時の優位性とは

さて、楽天市場の商品登録ルールの中に【無関係キーワード】についての内容があります。
商品と関係のないワードを記載するとペナルティーもあり得るよというアナウンスです。

ただ、今までは無関係ワードも含めて広くキーワードを押し込むことが検索優位に働いていました。

例えば、素材がプラスチックでも、ガラスと言うキーワードを押し込んでおくことでガラスと記載された検索でも抽出対象になるというやり方で、抽出対象が広がるのでアクセス数が増え、コンバージョンは落ちますが集客が伸びるため売り上げに貢献するという手法です。

去年はこれが通用していました。

無関係ワードの検知能力が向上した?

楽天市場としては、顧客が検索した時に最もマッチングした商品を表示させることで利便性を上げたい訳です。

でも、店舗側としてはとにかく商品を目に付く様にしたいと考えています。

そこで「無関係かどうかなんてわかんねーだろ」と考え無関係ワードを記載する店舗が多々ありました。特に中小の店舗からすると、1商品毎にキーワードマッチングなんてやってられないので、カテゴリなどの分類にキーワードリストを紐づけて一気に登録!と言う手法を使います。その結果、無関係ワードが入り込むのですが今までは優位に働いていたので改善するつもりはどこの店舗もなかったと思います。

が、どうも最近この手法がよろしくない。
正確なデータを揃えていないため感覚でしかありませんが、検索順位を押し下げる方向に働いている気がします。

キーワードの羅列が悪いのかとも想定し無関係ワードを含む文章を作成して実験をしてみましたが、検索順位に大きな変化はありませんでした。と言う事は、まだ羅列でもいける解釈してもいいのかな。いずれは自然文を強要されると杯もいますが…。

無関係ワードがまだ力を発揮する例外

でも例外もあります。

それはPRR広告。
大量に押し込めたキーワードがあると広告出稿時の集客量が半端ない。
でもコンバージョンは落ちるので、広告としての旨味は薄れますよね。
う~ん…。なかなか悩ましい課題です。

まとめ

モール側の検索アルゴリズムの変化についていくのは至難の業です。

システム側でどう処理させるか、ここも常に進化しないと良いアプリは出来ないですね。

その為にはシステム作成者が実際に店舗を運営しているかと言う指標はとても重要になるのだと思います。

さぁ頑張ろう!