またカートンが値上げだってよ。

またカートンが値上げだってよ。

またカートンが値上げだってよ。

ネットショップ運営者にとってはとても頭の痛い話。
カートンの値上がりって実質の原価アップですからね。

1年前に値上がりして今年も値上がり。
2年前と比較すると実に15%の値上がりです。

そもそもの単価が安いから影響ない?
いえいえ、そんなことはありませんよ。だって、送料も値上げしてるのだからどこかで歪を矯正しなくては赤字になる商品が出てきます。

配送サイズが大きくて値段が安い商品なんてもう最悪です。

そもそもなんで値上がりが頻発するのか

原材料費の高騰がまずあるとの事。

その中で、段ボールの元を供給する会社が現在、(統廃合の結果)国内で3社しかない事も原因になっているようです。

段ボール紙を製造する会社から仕入れコストが増加するので梱包資材としての段ボール(カートン)が値上がりを続けているようです。

歪はどこで矯正するか

  1. 配送費で賄う
  2. 商品売価に上乗せ
  3. 広告費を削る

実質店舗が取れる手段ってこんな程度しかありません。
まぁ後は【出品商品の見直し】なんて方法もありますけど、極論ですよね。

タイプ1:配送費で賄う

ネットショップでご購入される方は『配送費は無駄(余計)な費用』と考える方が多くいらっしゃいます。
これは【送料無料】なんて誤魔化しワードの負の遺産です。

損して得取れとは言いますが(赤字のまま)回収できない費用を企業が負担するわけがありません。
だから本来は【送料込み】または【送料は次回商品代に含まれます】が正しいのですが、誤った表現が主流として定着してしまいました。

そして、この言葉を真に受けて「送料は無駄」と刷り込まれてしまった方が多数いるわけです。
視覚刺激によるサブリミナル効果?
理屈では間違っている事を理解しながら、感覚的に拒否反応を示すわけです。

送料込み価格で設定し【送料無料】を書きなさいとコンサルさんなどは指示する事があります。
これはそんな拒否反応を軽減するためのテクニックとしての指示です。
配送料金を含まない価格で提示した方が複数個ご購入いただく場合は安くなるんですけどね。

値上がり分の補填を配送費で賄った場合、この視覚からの拒否反応で離脱が増えるものと思われます。

タイプ2:商品売価に上乗せする

カートンの値上がりは金額的には 10円20円 の世界です。
そもそもが100~200円/枚の資材ですから額面上はそれほど大きくありません。

その為、ほとんどの商品で上乗せまたは含みで見る(利益率は下がる)で対処できるものと思います。
弊社の様な100円雑貨を扱っていなければ…。
100円雑貨を120円で販売したら…さすがに売れませんよね。

タイプ3:広告費を削る

たかがた10円でも1か月の累計で考えるととんでもない額になっていきます。
300個出荷している会社で3,000円の負担増、1,000個出荷していれば10,000円の負担増です。

これを広告の削減で賄うと出荷総数が減りますから月の負担増額が目減りします。
ただね『売れてる商品がより売れる』という今のモールの検索アルゴリズムからすると良策いですよね。
後々売り上げが縮小する局面を作ってしまう事になるかもしれません。

まとめ

1,000を超える商品であればカートンの増額分は1%程度。
本当は送料に含ませた方がお客様の為なのですが、やはり増えてしまった原価は商品に上乗せした方がベターでしょう。
いらぬ波風立てなくて済みますからね。

でも、なんでモールさんは【送料無料】の表記を取り締まらないのでしょうか。

「無料じゃなくて含まれてるでしょ!」

ネットショップをより公正で安全な場所に変えようとすれば、変な所に力を使わないでこの文言のルールを変えるだけでお客様の意識がだいぶ変わるような気がします。
そうなれば、配送業者さんに敬意の念も持ちますし『不在で迷惑をかける』なんてことも減るのでは?

配送会社さんも梱包も【無料】ではないのですから。