サジェストから商品の探し方を考察
サジェストの取り方
検索のサジェストWordはSEOにとても重要な要素だと言われています。
そんなサジェストワードですが、実はとても簡単なプログラムで取得可能です。
旧システムではGoogle、Yahoo!Japan、楽天市場、Amazon、Bing、Yahooショッピングからサジェストを取るように設計し今でも利用しています。Yahoo!Japanは一部コードを解析して取得する必要があるので【簡単】とは言い難いですが、その他の検索エンジンはAPIを使ったりなど簡単に取得できます。
サジェストは取った。んで何をする?
ここが頭の痛いところです。
下に例として弊社作成ツールでフライパンのサジェストを取った画像を貼り付けます。
記事用に取得したので面倒なYahoo!JAPANは取得対象から外しました。
ネットショップに有効なサジェストは?
キャプチャを見て頂いてわかる通り『さんま』『焼き魚』『英語』などの情報検索はGoogleに出て来てます。
逆に『ティファール』という直接商品に結びつくワードは【楽天】【Yahoo!ショッピング】に出て来やすい事もキャプチャから判別つきます。
検索キーワードには大きく分けて2タイプあります。
- 商品を探す検索ワード
- 情報を探す検索ワード
1の例ではサイズや型式、メーカー名、形容詞などが使われ、モールサジェストに多く登場します。
2の例では使い方や人気おすすめなどのランキング名詞、動詞が多くGoogleやBing、Yahoo!Japanなどの一般検索サイトに登場します。
実際に取得したサジェストを例に分析。
『フライパン 焦げ付かない』このカタチは項目1の商品検索です。
情報検索の場合、次のような動詞になります。『フライパン 焦げ付く』
2年間サジェストを追った結果
どう活用しようか考えながら2年ほど同じワードでサジェストを追いました。
その結果、ネットショップの顧客ニーズが変わった?と思う事柄があるのでメモとして記載します。
- 形容詞サジェストが減少
- 型番検索が増加
- 商品ジャンル名+機能名が増加
モール側がどの程度ワードに手を加えているのか不明なのでサジェスト=顧客ニーズと言いにくい所はあります。ですが、形容詞が減り機能名が増える傾向は商品探しはGoogleなどで行い商品の価格比較をモールですると言う流れの表れのように感じます。
つまりはモールにだけ出品してれば良いのは最安値で商品提供出来るメーカー直売のみで、他はブログなど別の媒体経由で顧客を商品に流す仕組みが必要って事です。
モールの商品メンテナンスは省力化し、ブログなどの外部集客に人的資産を使う。
そんな時代がすぐそこに来てるように感じます。
まとめ
- サジェストの取得は想像以上に簡単にできる。
- サジェストを取得してもどう使うかが重要である
- モールサジェストでは曖昧な商品検索が減少傾向にある
- Google検索などで欲しい商品にあたりを付けモールで型番検索する流れが主流となる可能性が高い
サジェストの機能は現在作成しているシステムにも標準搭載する予定です。
興味のある方は是非、弊社システムの完成をお待ちください。
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