EC-CUBE最大の問題点はGoogleクローラー対策にある
- 2020.01.17
- 3. チェック
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EC-CUBE最大の問題点はGoogleクローラー対策にある
自店舗のテストとしてEC-CUBE4を選択しましたが、作り易さは超優れているけど運営運用となると難点も出てきます。今回はそんな状況を踏まえ、今後の為メリット/デメリットをまとめてみます。
EC-CUBEでの店舗づくりのメリット
最大のメリットは簡単な事。その他にも次のような利点があります。
- 店舗作成が簡単
- EC-CUBE3以前であれば書籍やWEB上に勉強用テキストが沢山ある
- 殆どの決済サービスが対応している
- 様々な機能強化パーツがある
- オープンソースなので自由にカスタマイズが出来る
総じて、導入しやすいのが特徴。そして、極めれば何でもできる強みがあります。
EC-CUBEでの店舗づくりのデメリット
私が困ったのはリリースされたばかりの4系だったからではありますが、作ってみてデメリットも見えてきました。
その最大のデメリットはxmlの自動生成機能が標準ではない事です。
その他気づいたことをまとめます。
- 大量の商品に対してxmlを自動生成してくれない
- xml自動生成のオプションはあるが有料である
- CSVで商品登録するも1fileの制限個数があり一気に登録できない
- 意外と不具合が多い
- EC-CUBE4は書籍やテキストの数がとても少ない(リリースしたばかりだからでしょう)
- エラーが発生したら自力で解決しなくてはならないがコートが難解
総じて、コードを追える余裕があればこんな優れたカートシステムは無いと思いますが、限られた時間でエラーを解読/解決となるとなかなか困ったものです。
私の場合は特に4系でスタートしてしまったので情報がとにかく乏しい。
そして、何よりもXMLの問題。これはすごく痛いです。
自店舗の主戦場はGoogle検索になります。
Googelさんに上手にクロールしてもらうためにXMLは欠かせません。
XMLを手書きするという荒業もありますが、とても生産的ではありません。
と言う事で、リピーターを商売相手とする場合は標準機能で十分ですが実質XMLオプションを付ける事になるでしょう。
自店舗の構造を考える
じゃぁ自店舗としてどんな形がいいのか。コレを考えると2つのパターンがあると思います。
- カートシステムをレンタル/利用する
- 商品情報などは自社で作成し決済だけ外に出す
カード決済サービスを自社で完結させることはできないので、どうしても外部のサービスを利用する事になります。
決済手数料は 3.6~4.7 くらいが相場の様です。
カートシステムを利用すればこの決済サービスとの連携がとても簡単です。
でも、独自ドメインを利用できるとなると活用できるカートシステムは狭まってきます。
カートと決済サービスは別物
カートサービス
などなど、様々あります。大別すると、WordPressのプラグインとして機能するものとカートとして独立しているものの2系統ある様です。
試してはいませんが、Cart決済サービスと連動と書いているものが多いので、決済サービスは別に自分で契約しろよと言う事なのだと思います。
決済サービスはイプシロンとか色々ありますけど、う~ん何がベストなんでしょう。
どうやら自力で作成しないと欲しいものにならなそう
開発コスト掛かりますよね…。
でも、調べてみると意外と欲しい機能を持つカートってないんです。
- 商品情報を自社DBからAPI_POST出来る
- 受注自動応答メール送信機能を持つ
- 顧客DBを基にステップメールを送信する
既存のカートシステムがあるなら、この程度の機能の実装簡単だと思うんですけど、無いんですよね…。
まとめ
今のシステムがひと段落したらではありますが、APIで商品登録可能なカートシステムも作成するかなと考えてます。
そんな複雑な集計はない超簡単なカートですけどね。
さぁ、頑張りましょう!
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