Amazon,楽天,Yahoo!ショッピングからデータを取得するツールを作ったが利用者からの声で修正
- 2019.12.19
- 4. 改善
- Amazon, AmazonMWS, API, ECシステム, Laravel, MySQL, PHP, Yahoo!ショッピング, 更新, 楽天市場, 自作システム, 自動化

利便性評価は利用目的が違うと大きく変わる。
最近やっと弊社のAmazonのMWSの認可が下りた事で最近こればかり弄ってます。
そんな折、利用者さんから「もっと簡単に使えるようにしてよ」との声が…。
立場や利用目的が異なるとやはり利便性の評価は変わるんだよなぁ~というお話です。
作成したツールWebShopCreatorのコンセプトは簡単な出品業務
私は一人で店舗を切り盛りしているので、商品出品作業がとにかく大変でした。
HTMLで商品情報書いてアップロードして確認して、ズレがあったら修正して…。
最初はこんな修正方法を行ってましたが、1日5件が限界。5件×100日でやっと500件ですからね。出店当初に楽天の担当ECから言われた「売上100万達成のためには 最低3000アイテム、欲を言えば1万アイテム揃えてください」なんて無理ゲーです。
そこでExcelの計算式利用したり楽天が推奨するAccess使ってみたり、最終的には現在のSQLに落ち着きましたけど、こういったシステムの力を使わないと、少人数でアイテム数増加なんて夢の世界の話なんですよね。
と言う事で、私のコンセプトはこんな感じでした。
- 出品業務をとにかくカンタンにする事。
- 細かくチョコチョコと更新出来る事。
お陰様でそのようなツールには仕上がったと思っていますが、利用者が違うとやはり欲しいコンセプトが違うようです。
某メーカーさん仕様のWebShopCreatorを作成した話
弊社が取引させていただいている某メーカーさんの内部システムを作る事になりました。
んで、折角だからとWebShopCreatorVer.Makerの作成を行いました。(※Ver.Makerはまだ一般化できていないのでデモページはありません)
この中で「最近ネットの売価を知らないと営業時に突っ込まれる」という話を聞き、NET売価を調べる機能を実装していました。でも、私の中のコンセプトはECサイトの作成ツール(簡単に出品)だったため、商品登録をしてから調査するという仕組みに仕上げていました。
ここでついたクレームが「操作しにくい」でした。
お聞きすると「自社の取り扱いの無い商品(取り扱わない商品)の価格を調べて取扱商品の卸値を調整する事もあるから、商品登録されたものの価格調査だけでは不足である」との事でした。
はい、単純にJAN書いて調べるツール作りました。
いやぁ、仰ることはごもっとも。
と言う事で、JANを書いて価格を調べるだけの簡易ツールを実装させてもらいました。
※この画面はエンジニア権限でログインした状態のものなので公開パーツよりメニュー内容多いです。
まぁね、基盤作ってあるから作るのそんな手間じゃないんだけどさ。「同じことが出来ても使い方で利便性って変わるんだなぁ」と実感したわけです。
まとめ
今現状は私の思いが詰まったツールになっていますが、今回の例の様にWebShopCreatorはどんどん変化させていきます。
沢山の方にご利用いただく中で必要な機能は順次追加していくつもりです。
ご興味がありましたら是非でも利用してみてくださいね。
※ライセンス規約に従い、デモ版ではAmazonのデータは取得できない様に設定していますのであしからず。
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