楽天市場の画像修正期間が延長に!
楽天市場サムネイル画像修正期間が延長決定
当初、年内の修正1月からの違反ポイント加算実施とのアナウンスでしたが、3月の加算実施と修正されました。
この件については辟易していたため、結局『楽天側の描く未来像がぼやけてる』事が浮き彫りになったと思ってます。「とにかくAmazonを真似よう」で動いた結果店舗側からバッシングを食らい、店舗がいないと何もできない楽天は修正を余儀なくされるとなんとも大企業らしからぬ段取りの悪さ。
最初のアナウンスからの流れはこんな感じでした。
↓
枠線とか入れちゃだめだよ。文字入れも禁止ね。
↓
少しの文字入れならOKですよ。商品だけじゃ解り難いもんね。
↓
ホワイトバックじゃなくてもいいよ、ただ、過剰な背景演出はNGね。
当面の作業集中は免れました
年末の繁忙期に何考えてるんだ!とどの店舗も思っていたと思います。
とりあえず、期間に猶予が出来たため画像修正実施騒動に落ち着きが出てきました。
だってねぇ、1万アイテムの画像修正って相当大変ですよ。
それを期間2か月でやれとか、そもそもありえないでしょ。
でも3月には更新完了が必要です。
今後また変遷する事も考慮し、調整する画像スタイルを先読みして作りましょう。
そもそも楽天市場が気にしてるのは何?
画像規格ルールの理由を公式アナウンスでは『世間の目』と言っています。
POPの様な画像が増えユーザー側から商品の実態が分からないとの声がある。ユーザービリティ―向上のために画像の企画を統一するのだ。
公式アナウンスではこんな主張の展開です。
ユーザーの声?
ユーザーってどなたの声でしょう。
商品販売するのにイメージを伝えるって普通に戦略としてアリなんですけどねぇ。
と言うことで、私は個人的にこれは『嘘』だと思っています。
それが、楽天ペイをはじめとする契約の形の変化です。
従来と今後の楽天スタイル
従来は楽天市場に出店する店舗とご購入者様との契約。店舗は楽天市場に店子として出展料とインセンティブを払うというスタイルでした。
これが楽天ペイ登場で大きく変わろうとしています。
店舗さんは商品ディスプレイだけやってね。後は楽天が全部処理するからさ。
そんなスタイルに変更されています。これって店舗としてはかなり危険ですよね。
最後はAmazonみたいに「人気商品はAmazonが直接仕入れて販売するから、ロングテールだけ担当してよ」となる可能性があります。
その根拠の一つに『ウォーターマークの規制』があります。
ウォーターマークって
ネットでは画像や文言をコピーされるのは日常茶飯事です。
見つけて訴えられない限り何もダメージを受けないので、正直嫌になるくらいコピーされます。
私の作成した画像も、某大手さんがコピーして使ってます。
親会社のお客さんなので、私は泣き寝入りです。
そんな時に役立つのがウォーターマーク。
薄い透明文字で邪魔にならないように商品に被せて記載します。
コピーすればすぐにわかりますし、他の店舗名の入った画像なんて置いていたら怪しく思い店舗の信用が下がります。
だからコピーをされにくいわけです。
これを規制対象とするのですから、楽天市場側に『コピーしたい』という意思があるのだと思います。
まとめ
- 楽天市場は顧客と契約を結ぶスタイルへ変換している
- 商品画像はコピーしやすくなってくる
- 店舗は商品陳列係となり、楽天市場のAmazon化が加速すると思われる
どんな市場の変化があろうとも、生計を立てる利益を上げる仕組みの構築が急務です。
自社サイトも含め複数店舗展開は必須の取り組みになると言えます。
-
前の記事
Apacheの設定ファイル httpd.confの場所 2018.10.14
-
次の記事
悪質クレーマー対策どうしてますか? 2018.10.15
コメントを残す