店舗管理自動化の懸念事項『在庫数更新』突破方法について
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店舗管理自動化の懸念事項『在庫数更新』突破方法について
ある程度思った通りに動くものが作れてきた中で「やっぱり自動化したいなぁ」という思いが強くなり現在様々なパーツを作っています。
その中で、別のシステムから情報を取り出して作業しなくてはいけない『在庫数の更新』というパーツがあります。
現状の業務フローはこんな感じ
※弊社親会社の販売管理システムに(弊社が扱える)現在在庫が記録されているので
- 親会社の販売管理システムに入り、在庫数をCSV出力
- 不要な情報(カートンや袋などの在庫情報、未発送分も含めた倉庫在庫の列等)の情報を削除してCSVを整える
- 自作システムの在庫更新ページにて整理したCSVデータをアップロード
- システムがゴニョゴニョやって在庫数を上書き
課題は外部システムからの情報取得をどう自動化するか
在庫数は親会社の販管システムにあるので、ここから情報を手に入れなくてはいけません。
なので、今まで手動で【取得⇒更新】のプロセスを行っていたのですが、受注が増えると追いきれません。
販管システム側から欲しい情報の形にCSV出力させるといくら掛かるか、納入会社に聞いたところ100万越えとの事。
「私の為に100万出してカスタマイズして」なんて親会社に言えません。
となれば何とかやる方法を考えるまで。
マクロ使えば行けるんじゃね?
そうなんだよね、よく考えればね、PC操作マクロにしちゃえばいいんですよ。
でも生憎とマクロの知識は乏しいのです。
んで調べてみたら沢山あるじゃないですかフリーアプリ!
PC操作を自動化するアプリ集
- キーボード操作の記録/自動再生『HiMacroEx』
- キーボード操作の記録/自動再生『KMmacro』
- スクリプト登録も可能なスケジュール再生ツール『UWCS』※但し試用期間2週間でその後はアプリ購入必要
- Windows OSの標準機能『タスクスケジューラー』※アプリを起動などはできるけど、実質exe作らないと使えない
- PC操作操作レコーディング/再生ツール『WinMacro』
- いつもの作業を勝手に学習してくれるパーソナルAI『HummingHeads』※1週間のテスト利用が可能
- 機能が豊富で高度処理ができるマクロツール『Pulover’s Macro Creator』
自動化した時の業務フロー
- 親会社の販売管理システムに入り、在庫数をCSV出力
- 不要な情報(カートンや袋などの在庫情報、未発送分も含めた倉庫在庫の列等)の情報を削除してCSVを整える
- FTPソフトを立ち上げる
- FTPソフトで自作システムサーバーへ接続
- 所定のフォルダにアクセス
- 整理したCSVデータを所定のフォルダにアップロード
- アップロードが完了したらFTPソフトを閉じる
- (自作システム側で)所定のフォルダの変化をチェック(CRON)※1時間に1回とかスパンは負荷状況などを考え決める
- ファイルがあったら在庫数変更プロセスを起動、無かったら終了
- 在庫数読込終了後、所定フォルダのCSVファイルを削除
- モールの在庫情報を更新
問題はFTPソフトの操作などの複雑な処理
まだ実験を行っていないので未確定情報ではありますが、調べる限り『HiMacroEx』『KMmacro』あたりでは目的を達成できなそう。キーボード操作で完結しないですからね。
複雑な処理をこなせるのは2ルート
- スクリプト登録も可能なスケジュール再生ツール『UWCS』
- マクロ
コストを掛ける事を良とすれば、記事数の多さなどから『UWCS』が使い易そう。
可能な限り無料でと考えると『Pulover’s Macro Creator』でマクロを作って『タスクスケジュール』で定時実行が現実的かな。
まとめ
こう考えてみるとやりようはある!
Pulover’s Macro Creator 試してみるかな。
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