Wowma! APIはちょろいが難題もある
Wowma! APIはちょろいが難題もある
楽天市場のAPIを構築した者であれば、Wowma!のAPIはとても簡単に構築できる。
なぜなら、マニュアル/テキストがしっかりしているから。
指示通りに作ってあげればあっという間に作れてしまうのがWowma!APIの優れたところ。
言い換えれば「ちょろい」
システム構築側の私たちにとって、ここら辺は後発システムの嬉しい特徴ですね。
でも、そんなWowma!ですが難解な問題もあります。
登録時に自動採番される【ロットナンバー】をはじめとする『ロットナンバー』『管理ID』『商品コード』の管理方法。
Wowma!APIではこれが最初に当たる最大の難所になります。
うまく仕組みを作らないと最初からやり直しなんてことも起こるので要注意です。
『ロットナンバー』『管理ID』『商品コード』を整理整頓してみる
- ロットナンバー:商品登録時にWowma!によって自動採番される。店舗側で変更はできない。
- 管理ID:外部システム連携用のID。受注メールなどにこの番号が記載される。店舗側はWow!manager、API、CSVで自由に変更できる。
- 商品コード:新規登録時に空白だと自動採番される。APIの商品検索でトリガーになれる。ただし変更はCSVからのみ可能で、Wow!manager、APIからは変更不可。
ロットナンバーは【https://wowma.jp/item/ロットナンバー】で商品ページが出る事からも、Wowma!全体の商品管理コードであると考えられます。
また、商品コードは【https://wowma.jp/u/店舗会員番号/c/商品コード】で【https://wowma.jp/item/ロットナンバー】に転送されることから補助コード的な役割なのでしょう。
その為、本来はロットナンバーと商品コードで管理をすれば済むはずです。なのに『管理コード』がある…。商品コードを変える事が出来ればシステムの連携だって問題ないと思うのですが、これもなぜかCSVからのみ変更可能という謎仕様。
CSVは月額1万追加でAPIは無料なのでCSVに誘導する為…なのでしょうかね。
どうするかは受け取らせたいシステムの方次第という事で、とりあえず利用しているネクストエンジンの連携を見てみます。
ネクストエンジンのWowma取込みを確認する
どうやら『管理ID』『商品コード』共に商品コードとして認識をするようです。
となれば、管理ID = 商品コード = 出品コード で連携させて ロットナンバー = 出品URL としてDBに登録すればなんも問題なし。
あとはマニュアルに従うのみ!
Wowma!APIは楽天APIと違いかなりまともな仕組みです。
なので、楽天APIを構築できた人ならばあっという間に作れるでしょう。
さぁ、頑張ろう!
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