ツール備忘録:ExcelをHTMLに変換する方法

ツール備忘録:ExcelをHTMLに変換する方法

Excelの表をHTMLに変換したい

このブログをはじめて最も苦戦したのが表の作成でした。

PHPやPythonに触れ、プログラムを覚えてからは表の作成はループ処理で行うことがほとんど。
tdタグの数を数える作業がこれほど進まず苦痛だったとは…。

この苦行から逃れるため「絶対に何か方法はあるはず!」と考え調査してみる事にしました。
変換に使うサンプルはWowma!のCSVファイルで照会したitem.csv を切詰めたテスト版のこいつ。

Excel To Table

Excelの【名前を付けてHTML保存】で実験

天下のマイクロソフトさんが作った機能なのだから一発OKさ!
そんな思いもむなしく、散々な結果に…。

え?ナニコレ??
こんな簡単なテーブルを何故にここまで複雑に出来るのでしょう…。
よく見るとふり仮名が display:none で登録されてます。単語が分割されてるってことは形態素分析かけたのでしょう。

ごめんなさい、困難ごちゃごちゃしたのは不要です。

Googleさんに聞いてみました

まずは検索ワード【excel html テーブル 変換】で実行。
おっ!結構ツール提供してくださる方がいるんですね。
どれもExcelの表をコピーしWEBの所定の位置にペーストするだけ。それぞれ動作が少しづつ違う所がまた面白いです。
と言うことで検索結果を4サイト備忘録として残します。

使い方がシンプルな Excel to HTML

TECH-UNLIMiTEDさん提供のExcel⇒HTMLテーブル変換ツール。thタグ考慮されていて、行、列、行+列の3タイプに対応してます。
タブでインデントを付けてくれるので見やすさも最高です。

一部でおかしな挙動がありました。

ここはセル内改行を行っていた箇所です。
どうやら別々に認識されて違う行に移されてしまったみたいです。

インデントが変えられるExcelからHTMLテーブル変換

エーオーシステムさんが提供して下さっているツールです。

インデントって確かに個人個人で癖あるんですよね。Python使いは「インデントは半角スペース2つ!」とか言いそうです。ちなみに私は基本タブ。慣れたインデント以外はチョット気持ち悪かったりします。「そこに目を付けるか!」そんな面白いツールです。では、タブ区切りで実行してみます。

先程のExcel To HTMLで発生したセル内改行の問題はクリアされてます。(改行はなくなり、スペース区切りで結合されてます)

ExcelからHTMLテーブル変換もシンプルなテーブルを吐き出してくれて大満足です。

セル内改行のあるExcelを快適変換

タグインデックスさんが提供してくれているExcel⇒HTMLテーブル変換ツール。

使い方はいたってシンプル。上記2つのツールに無かった特徴的な点が【セル内改行の変換ルール】を設定できる事。作ってみたテーブルがこちら。

border=”1″ が勝手に入ってますが、まぁこれくらいなら修正簡単なので問題ないですね。

注目はここ。

見事です。

スタイルシートまで作るExcel⇒HTML変換ツール

エクセルシートをHTMLテーブルに変換しちゃう君 (ββ)ネーミングセンスはさておき、誰が提供してくださってるのでしょか。こんな便利なツール、沢山テーブル書く前に知りたかったです。最大の特徴はスタイルシートの作成!thタグのカラー指定までできてしまいます。

セル内改行はこんな感じで見やすいです。

まとめ

備忘録として記載した4つのツール共に特徴があり調べていて楽しかったです。
私の用途としては、タグインデックスさんのツールを最も利用するかなぁ。
これが判ると億劫になっていた各モールのAPI仕様もこのブログに記載できそうな気がしてきました。